受験勉強というのは私のライフワークである。灘高校では高校二年のはじめまでは劣等生だったのが、受験の最難関とされていた東京大学の理科?類(医学部進学コース)に入ることができた。それ以来、大学生になって受験の必要がなくなってからも、受験の方法論を考えるようになった。大学生のころは、実は八ミリの映画を撮りたいという夢があって、お金を稼ぎたかった。そこで、週七回(一日二回とかいう日が二日ほどあった)も家庭教師をしたり、塾経営をしたりもした。そのおかげで、いまも受験生の生の声も聞けるし、最近の受験勉強(どの参考書がいいとか、どの予備校がいいとか、いろいろな大学の入試傾向とか)を知ることもできている。そういうわけで、私にとっては、ある意味で自分自身が受験勉強の勝者であるだけでなく、受験が収入源なので、受験勉強擁護論に走るのはもっとものように思われるかもしれないし、そう指摘されたこともある。