自動車のソフトの問題

2011.08.22

キャディラックには昔から「トワイライトセンティネル」なるライトのシステムがある。走行中、暗くなると自動的にライトを点灯したり、エンジンを切りドアロックしたりしても、御主人様がポーチヘたどりつき家へ入るまでライトを点灯しているシステムである。1960年代からあったのだ。現在ならそんなシステムぐらい日本のクルマなら簡単だろうと思う。しかし、昼間ライト点灯というのはどこか私には釈然としないものがある。こいつは自分以外のドライバーに注意をうながすという考え方だ。自分がなんにもせずに他人に注意させ、自分を助けるという考え方がネ……と思ってしまうのだ。「オレはライトを点灯しているのだから、大丈夫」という、日本人独特の甘えも危ないような気がする。ま、雨の降っているときなどは、私も積極的にライトを点けるけれど。それにしてもクルマというのは依然として原始的ではある。いかにハイブリッドカーだろうが、カーナビだろうが、人間が運転している以上、眠ったらダメだし、パーティで酒を飲むことすらできない。わずか数秒間よそ見しただけでドッカンである。そのぐらいなんとかしろよ自動車、と言いたいような気もする。このへんは自動車のソフトの問題である。

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