かつて江戸時代に行われたリサイクルのほとんどは、自分でするリサイクルでした。そのためにリサイクルの苦労も体感していたし、リサイクルすることによってかえって生産を阻害することは避けました。もちろん、他人に向かって「私はリサイクルしている」などといったポーズをとることなど、考えもしなかったでしょう。物事が現実のものとして感じられるときには、両価性は消えていきます。毒物が混入する矛盾人間の体には生命活動を維持するために血液が循環していますが、それには脳、筋肉、皮膚、内臓などで人間の活動を支えるために流れる血液と、肺、腎臓、肝臓などで老廃物を処理するために流れる血液とがあります。この二つの血液を比較すると、活動のために循環する血流量は全体の二五パーセント、つまり四分の一ほどで、老廃物の処理、つまり浄化のために流れる血流量は七五パーセントにのぼります。人間の体では「活動に使う循環量の約三倍の血液が浄化のために循環している」ということになるわけです。